MOTHER(マザー)
![]() | マザー (1989/07/27) FAMILY COMPUTER 商品詳細を見る |
”エンディングまで泣くんじゃない”
ファミコンで制作された、糸井重里氏が手掛けたことで大きく世に知られたRPG。
それが任天堂から1989年7月27日に発売された「MOTHER」(マザー)でありました。
当時から既に著名コピーライターであった糸井さんがゲームを作るということで話題になり、ゲーム雑誌でも内容に関して賞賛されている記事を読んで気になり手を出したのですが。
ちなみに「エンディングまで〜」のコピーは糸井さんではない、と知ってかなり驚かされました。
アメリカの田舎町「マザーズデイ」で暮らす主人公の少年。
1988年のある日、突然家でラップ現象と呼ばれる不可思議なことが起こり、そのナゾを探るため旅立つ。
旅をする内に世界の歪みを知り、共に戦うことになった仲間と立ち向かうことになるのであった……
と言うのが大まかなあらすじとなりまして。
ファンタジーではなく現代、しかも舞台も登場キャラもアメリカって時点でRPGとしてはかなり目新しさを感じる部分があったわけですが。
現代世界が舞台ってことでファンタジーでは魔法にあたる特殊攻撃は超能力に置き換えられていたり、敵に関してもモンスターではなく異星人やそれに操られる動物や人間などで表現されていたのが前述した通り他のRPGとの大きな差別化に繋がっておりました。
ただ逆に、ファンタジーRPGに慣れた身にとっては「ええ〜、現代なのか……」みたいな印象を受けてしまって、ちょい敬遠気味となる要因でもあったのですけどね。
操作性に関しては何といってもナナメ移動を取り入れたことが、業界初ということで注目される部分となったようです、個人的には随分後になってからのプレイだったのでそう新鮮さを感じたわけではなかったですが、もちろん先駆者としての素晴らしさは肯定すべき点だと認識しております。
ただ個人的には心に届いてくるものが全然ない作品となってしまいました。
期待が大き過ぎたのかも知れませんが、どうにも評判の高さがピンと来ないまま、エンディングを迎えてしまった感じでした……ちょっと前のアメリカっぽい雰囲気は悪くないと思ってましたし、少年少女の成長ものとしてもアリだと認識していたのですが、当時は「なんだ、こんなもんか。どこが『名作保証』なんだよ……」とかなりアンチっぽくなるほど否定的に思い、すぐに他のゲームに取り掛かったのでした。
今にして思えばラスボスを倒すためのキーとなるあることとか色々と工夫を凝らしていることも理解は出来るのですが、それは他のAVGで既に体験してたものでこの点に関しては新鮮味は感じなかったですしねえ。
それまでのRPGと比べてやけに広いフィールドの感じにもどうにも馴染めなかったですし、ホラーな印象を受けさせるいくつかのイベントなどがどうにも性に合わず……糸井さんのちょっとヒネってるテキストに関しても好ましく思えなかったですしね。
「ともかく、ドラクエやFFとは全く違うものを作り出そう!」という糸井さんの入魂っぷりを逆に重く感じてしまったのかも知れません。
音楽に関しては著名な音楽家である鈴木慶一さんが担当で雰囲気に悪くないな、とは思いましたがゲーム自体へのあまり良い印象でないことを引きずってしまって正直、耳には残っていない感じでした。
と言うことで。
多くの熱心なファンを抱えてはいるものの個人的に合わない作品と評価せざるを得ませんが、ただどうでしょう、今に改めてプレイするとまた違った感想が出てきそうではあります。当時に感じなかったことを、今なら判るのかも知れないですし……う〜ん、でもかなり否定的な印象を抱いて長い年月が経過してしまっているのでもう難しいでしょうか。世間で名作と評される作品が自分には合わない、という典型的な例になってしまいましたかね。
筆者の評価はランクDです、現在はゲームボーイアドバンスで続編との2作パック版が発売になっています。
ファンタジーではなく現代、しかも舞台も登場キャラもアメリカって時点でRPGとしてはかなり目新しさを感じる部分があったわけですが。
現代世界が舞台ってことでファンタジーでは魔法にあたる特殊攻撃は超能力に置き換えられていたり、敵に関してもモンスターではなく異星人やそれに操られる動物や人間などで表現されていたのが前述した通り他のRPGとの大きな差別化に繋がっておりました。
ただ逆に、ファンタジーRPGに慣れた身にとっては「ええ〜、現代なのか……」みたいな印象を受けてしまって、ちょい敬遠気味となる要因でもあったのですけどね。
操作性に関しては何といってもナナメ移動を取り入れたことが、業界初ということで注目される部分となったようです、個人的には随分後になってからのプレイだったのでそう新鮮さを感じたわけではなかったですが、もちろん先駆者としての素晴らしさは肯定すべき点だと認識しております。
ただ個人的には心に届いてくるものが全然ない作品となってしまいました。
期待が大き過ぎたのかも知れませんが、どうにも評判の高さがピンと来ないまま、エンディングを迎えてしまった感じでした……ちょっと前のアメリカっぽい雰囲気は悪くないと思ってましたし、少年少女の成長ものとしてもアリだと認識していたのですが、当時は「なんだ、こんなもんか。どこが『名作保証』なんだよ……」とかなりアンチっぽくなるほど否定的に思い、すぐに他のゲームに取り掛かったのでした。
今にして思えばラスボスを倒すためのキーとなるあることとか色々と工夫を凝らしていることも理解は出来るのですが、それは他のAVGで既に体験してたものでこの点に関しては新鮮味は感じなかったですしねえ。
それまでのRPGと比べてやけに広いフィールドの感じにもどうにも馴染めなかったですし、ホラーな印象を受けさせるいくつかのイベントなどがどうにも性に合わず……糸井さんのちょっとヒネってるテキストに関しても好ましく思えなかったですしね。
「ともかく、ドラクエやFFとは全く違うものを作り出そう!」という糸井さんの入魂っぷりを逆に重く感じてしまったのかも知れません。
音楽に関しては著名な音楽家である鈴木慶一さんが担当で雰囲気に悪くないな、とは思いましたがゲーム自体へのあまり良い印象でないことを引きずってしまって正直、耳には残っていない感じでした。
と言うことで。
多くの熱心なファンを抱えてはいるものの個人的に合わない作品と評価せざるを得ませんが、ただどうでしょう、今に改めてプレイするとまた違った感想が出てきそうではあります。当時に感じなかったことを、今なら判るのかも知れないですし……う〜ん、でもかなり否定的な印象を抱いて長い年月が経過してしまっているのでもう難しいでしょうか。世間で名作と評される作品が自分には合わない、という典型的な例になってしまいましたかね。
筆者の評価はランクDです、現在はゲームボーイアドバンスで続編との2作パック版が発売になっています。
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