女神異聞録ペルソナ

女神異聞録ペルソナ PlayStation The Best女神異聞録ペルソナ PlayStation The Best
(1997/06/27)
PlayStation

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 アトラスの、メガテンシリーズでありながらもう一つの看板タイトルにまで成長することとなったRPGの記念すべきシリーズ第一作。
 それが1996年9月20日にPS版が発売された「女神異聞録ペルソナ」でありました。

 それまでスーパーファミコンで展開していた「真・女神転生」シリーズがハードに合わせてセガサターンでは「デビルサマナー」シリーズに、そしてプレイステーションでは今作から「ペルソナ」シリーズとして新たなスタートとなりまして。
 筆者はメガテンと学園ものが合体した「真・女神転生if」はあまり楽しめなかったのですが、それとテイストが似ていることは気になったもののメガテンシリーズ新作となるとやはりプレイ意欲が刺激され、後に出たベスト版が発売になってからですが遊んでみることにしたのでした。

 聖エルミン学園に通う主人公の少年。
 クラスメートが占い遊びの「ペルソナ様」遊びをするのに付き合ったところ不可思議なものを目の当たりにし昏倒してしまう。
 その際にペルソナ召喚の力を得てしまった彼らは、この街の大企業「セベク」の陰謀に巻き込まれることになるのであった……
 と言うのが大まかなあらすじとなりまして。
 女神転生シリーズの外伝みたいな作品というスタンスとなり、このシリーズの大きなウリであった悪魔合体が別の形=ペルソナで表現されていまして、複雑な合体を廃止した代わりにペルソナを成長させることによって攻撃方法が増えたり、希少なアイテムを入手できたりようになってます。

 発売当時はもちろん今でも珍しいのですが、学園を舞台にしたRPGでキャラクターを全面に押し出しているのがこの作品の大きな個性となってますね。
 まあこの部分は前述の通り「真・女神転生if」で体験はしていたのですが、クラスメート達の個性が発揮しまくりということでは比べ物にならないくらいこちらでは多く表現されていて、現在に至るまでキャラクター人気の高いシリーズとなっていってました。
 ただ個人的にはそんなに強く印象には残らなかったでしょうか……クラスメートの一人、南条君のプライベートにまつわる大きなイベントぐらいだったですかね。

 RPGとしての出来は、う〜ん……戦闘バランスがキツめにも関わらずセーブポイントが少ない、通常マップが変に広く目的地に到着するまでが面倒(ダンジョンマップは問題ないのですが)などなどこなれてない面が多く見受けられましたし、何より2D移動でスムースに動かせないことにイライラさせられました。
 まあこのシリーズ自体、インターフェースが快適だったことはあまりなかったのですが、やはりPSというハードでの制作に慣れてないからかより一層遊びづらさが目に付いた印象を受けましたね。
 エンカウントもやや多めでしたし……まあこのシリーズは敵である悪魔とコンタクトして合意すれば仲魔になる(今作ではペルソナカードをくれる)、というシステムを(ドラクエ前から)実装していますから、エンカウントが少なければそれはそれで問題ではあるのですけれど、とにかくセーブポイントまで進めたいのに立ちふさがれてイライラさせられたことは間違いなかったです。
 戦闘のテンポの悪さもよく指摘される部分であります、確かにいちいち「ペルソナー」と叫んで攻撃させるのはどうかと思いましたねえ。

 音楽に関しては、まあ電波ソングな「サトミタダシ」のテーマに尽きますかね。確かにあれはインパクトがありました。

 と言うことで。
 操作性に関わる部分がもっと良ければ、と惜しむ気持ちが強い作品でした。実は隠しシナリオの方はプレイしていないのですが、ともかく本編だけでくたびれてとてももう一つのルートをやる気が起きなかったので……基本的には全部の物語を読みたいタチなのですが、今作に関してはあきらめたのでした。
 筆者の評価はランクC-です、「ペルソナ」としてのシリーズはその後も続いていますし、今作自体の移植もPSPにてなされました。

テーマ : 女神転生・ペルソナ - ジャンル : ゲーム

タグ : 女神異聞録ペルソナ ペルソナ

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