FC2ブログ

SHANGRLIA[シャングリラ]

 エルフが「FOXY」シリーズに続いて送り出した戦闘メインのSLG。
 それが1991年8月28日にPC98版が発売された「SHANGRLIA」(シャングリラ)でありました。

「同級生」でエルフにずっぽりハマった身として、このタイトルにも手を出してみることにしまして。
 蛭田昌人さんが手掛けてないエルフ作品と認識して買ったかどうかはもう記憶が定かではないのですが、もともとSLGというジャンルもかなり好きな方であったので特に迷わず購入しましたね。

 現代世界に住む主人公、トオルはあるときガールフレンドのナツミとともにネコを追いかけ、とある館に迷い込みはぐれてしまった。
 そこの主人に異世界ヒュンケル王国を救うべく指揮官となって戦うよう、半ば強制されその世界に向かうことに。
 限られた期間のうちに魂を捕らわれた美女揃いの将軍たちを救い、王国に平和をもたらすことが出来るだろうか……
 というのが大まかなあらすじになりまして。
「FOXY」シリーズは(今もですが)未プレイだったので、筆者がエルフのSLGを初プレイしたタイトルとなったのでした。 

 ゲームの流れとしては将軍が捕らわれたそれぞれ10の部屋から一つを選択→ユニットを出撃させ敵軍を撃破or重要拠点を占拠しマップクリア→将軍を救い出しその際にご褒美グラフィックを表示→また別の部屋に、というもので。
 部屋ごとに強さの違う敵が待ち受けていますし、「統率力」というパラメータがあってその数値内で出撃出来るユニットを選ぶので全部出撃などが出来ない、なんて縛りも存在しておりました。

 戦闘パートに関しては、エルフのSLGではお約束になってましたが何はともあれ魔法などの遠距離攻撃出来る部隊を優先的に育てていけば特に問題なくクリア出来るレベルで、そんなに苦労することなく攻略していけましたね。
 もちろん油断すると落とされることもありますし、戦闘バランスというか数値が全体的に大雑把でしたので思いもかけぬ大ダメージを食らうなんて場面もありましたけど、さまざまな手を駆使して何とかクリアしていく、ってほどのことはなく前述した強ユニットによるゴリ押し戦法で基本ヌルめで進めていけました。まあ制作側も「ほどよい難易度を目指した」という意向だったようですし。

 キャラデザ・原画は当時のエルフ作品の多くを手掛けた好実昭博さんが今作も担当となっており、看板絵師らしいグラフィックの魅力は感じることは出来ましたが。
 何と言っても今作の最大のウリとなっていたのがその好実さんの描くヒロイン達を2画面スクロールでデカく見せる、という仕様でした。上半身から下半身へと、滑らかにカメラが移動していくのを眺めるって感じですか。
 2画面スクロールという手法自体は確か、当時の美少女ゲーム業界内でもそこそこ取り入れられていてエルフも今作で導入したものと記憶してしていますが、確かに美麗さを感じさせる部分もないでもない演出ではあったものの、なんだか週刊誌の2枚折りピンナップでも見せられている感じであまりご褒美って印象はなかったですねえ。脱衣麻雀とさほど変わらないですものなあ。
 まあご褒美グラフィックとしてより純粋に将軍としての戦力補強がありがたかったって感じでしたかね。

 ということで。
 正直全体的に当時のレベルを考えてももう少しやりようがあったのではないかとか、もっともっとヒロイン達の個性を発揮してくれていればなあとか、様々に首をひねる部分もありましたが、「FOXY」2作とこのシリーズ2作でエルフが蓄積したことによって我が心の名作「ドラゴンナイト4」に繋がったと考えると「まあこれはこれで、そこそこ遊べたしいいか」と全てOKにしてしまえたり。まあ「ドラゴンナイト4」のバトル部分を高く評価しているわけではないですけど、あのシナリオにはSLGという体裁があっていたことは確かですし。
 筆者の評価はランクC-です、後に続編となる「2」も発売され更にWIN版として2作パックされたのも発売になっています。

テーマ : 美少女ゲーム - ジャンル : ゲーム

タグ : シャングリラ

コメント

Re:好実昭博さんの絵が全て

>カール大公さん

 まあ、私も印象の薄いタイトルでした……間違いなくプレイしたのですが、1と2がごっちゃになってる感じで。
 グラフィックだけが目当てというのは多分、当時のプレイヤーでもかなりいたのでしょうなあ、私は「同級生」以後に触ったのでリアルタイムというわけではなかったのですが。

 ま、エルフ外れの法則そのままのタイトルだったことは否定出来ないですね、リメイク版の方は判らないですけども。

好実昭博さんの絵が全て

◆飛龍さん

 このゲームを語るときは「シャングリラ(笑)」と付けたくなります(ト書き:苦笑)。

 このゲームはホント「好実昭博」さんの美女グラフィック、それが全てで、それしか語るところが無いというエルフにしてはトホホなゲームでした。ゲームの面白さは正直たいしたものではなく「Foxy」から殆ど何も進歩していなくて、「マップクリア→CG」の流れは脱衣麻雀そのものでしたが、私は好実さんの絵が大好きなので、あの絵が拝みたい、ただその一念で頑張りました。たしかFoxyほどには長期戦ではなかったはずなので、そこそこには楽しめたと思います。

 まっ「蛭田氏が担当していないゲーム(=質が低い)」のイメージそのままの作品でしたねぇ。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する