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ヌークⅢ ~最後の性戦~

 ボンびいボンボン!による、ドタバタラブコメなテキストAVGのシリーズ3作目にして最終作。
 それが1994年12月16日にPC98版が発売された「ヌークⅢ ~最後の性戦~」でありました。

 前2作をプレイしてきてまずまず楽しめて来ていたので、シリーズ新作が出たなら買う気マンマンではありましたが。
 サブタイトルのこんなおふざけはどうだろうかと思いつつ、今作がラストということで少し寂しく思いながらも発売してすぐ購入、プレイしたのでした。

 2度の争乱を何とかクリアし、主人公の梅千代と恋人で美少女科学者のピリルは観光目的でハワイに来ていた。
 だがそこでは、2度も野望を砕いたはずのギルの影がちらつき始めていた。
 今度こそギルとの決着を付けるべく、二人は考古学者のマデリーンの力を借りて行動を開始するのであった……
 というのが大まかなあらすじになりまして。
 始まりはハワイでエジプトでも活劇を繰り広げと、前作に引き続き世界各国を舞台に物語が進んでいくことになっていましたね。

 インターフェースの面では前作の「同級生システム」の無意味に疲れるだけの章がかなり叩かれたのでしょうか、随分と気合が入った作りで今作では特に不満を感じる部分はなかったです、遊びやすさに重点を置いていたことには好感が持てました。
 
 ゲームのシステムではシリーズでお馴染みの「天の声」システムで主人公の言動・行動にツッコミを入れるモードも変わらずに存在していましたし、今回は「思考トレース」システムというものも導入されていましたね。
 要は主人公以外のキャラの心理描写をしている部分をそのように表現しているだけで特別目新しいものではなかったですし、特に作品に効果的な影響をもたらしたわけではなかったですが、前作の新システムが酷評せざるを得ないほどひどかっただけに作品に悪影響を与えなかったと意味ではこの程度で済んでホッとした覚えがあります。

 物語はこれが完結編ってことで、悪党たちとの決着がここで付くわけですが。
 ごくオーソドックスに結末を迎えていたことに一安心しました、ヘンに捻られて後味悪いのはこのシリーズの雰囲気にはそぐわないと思ってましたからね。
 登場してきたキャラたちそれぞれの個性はちゃんと発揮されていたように感じましたし、まずまずのところに落ち着いていたように思えました。

 そして今作で特に強烈に印象に残ったのが何といっても、背景に使われた画面の美しさでありまして。
 夕日を背にたたずむボートなど随所に美しい風景が取り入れられ、思わず息を呑むほどに見とれてしまいました。
 今にして思えば風景写真をそのまま取り入れただけなのでしょうけど当時は鈍いものでそんなことに全然思い至らず、ただ「すげえ……」と魅了されっぱなしでしたね。
 個人的には背景画面で驚かされた経験は今のところこのタイトルだけだったりするほどで、それだけで忘れることの出来ない作品となりました。

 キャラの方のビジュアルも、絵柄がかなりすっきりした感じでこれはこれでOKだったように覚えています。
 ただ何といっても背景の方に意識がいってしまって、正直こちらの方は割を食ったかな、とも思ったものでしたね。
 そうそう、メインヒロインのピリルにまともなベッドシーンが出てきたのは、ちと遅かったですがまあ良しでしたか。一応「1」でも選択を誤ると出ては来ますけどラブラブ系のはなかったですからね。……やや記憶がはっきりしないですが確か間違えなかったはず。

 ということで。
 前作からインターフェースをはじめ数々の進化を果たしていて特に背景画の美しさには魅了されたということで、不満な部分もないわけではないですが概ね、シリーズ完結に相応しい一作だったように思いました。
 筆者の評価はランクC+です、現在では機器・ソフトをそろえるのがかなり難しいですがいつか3作まとめてリプレイしてみたいなあという気もするシリーズでありました。

テーマ : 美少女ゲーム - ジャンル : ゲーム

タグ : ヌークⅢ~最後の性戦~

コメント

Re: No title

いらっしゃいませ、ようこそ。ああ、確かにヌークⅡは攻略情報ないと面倒だったように記憶してます…まあソフトが動く環境自体がもう、厳しいですけどね。

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