ヌーク~あばかれた陰謀~
ボンびいボンボン!というソフトハウスが送り出した、コミカル要素満載なテキストAVG。
それがPC98版が1992年11月13日に発売された「ヌーク~あばかれた陰謀~」でありました。
このゲームは確か、当時のnifty-serveというパソコン通信での掲示板(会議室)で感想が書かれていたのを読んで興味を持ち購入したのでした。
「ヌ」で始まるゲームタイトルなんて珍しいな、なんてことも買うときに思ったように覚えています。
主人公の少年、梅千代はパソコン通信で交流のあったパル王国の少女が来日してくるのを迎えるために空港に来ていた。
その少女、ピリルは10代半ばでありながら科学者として活躍する天才で、とある重大な目的のため日本に来ることになったのだが。
なぜか彼女は命を狙われており、梅千代もその騒動に巻き込まれてしまうのであった……
それがPC98版が1992年11月13日に発売された「ヌーク~あばかれた陰謀~」でありました。
このゲームは確か、当時のnifty-serveというパソコン通信での掲示板(会議室)で感想が書かれていたのを読んで興味を持ち購入したのでした。
「ヌ」で始まるゲームタイトルなんて珍しいな、なんてことも買うときに思ったように覚えています。
主人公の少年、梅千代はパソコン通信で交流のあったパル王国の少女が来日してくるのを迎えるために空港に来ていた。
その少女、ピリルは10代半ばでありながら科学者として活躍する天才で、とある重大な目的のため日本に来ることになったのだが。
なぜか彼女は命を狙われており、梅千代もその騒動に巻き込まれてしまうのであった……
というのが大まかなあらすじになりまして。
パル王国の製薬会社「ギルバード社」が開発したガン特効薬「ヌーク」を巡る騒動が描かれていきます。
ゲームのシステムはオーソドックスなテキストAVGなスタイルそのものであり。
ややフラグ立てが面倒だったようにも記憶していますが、総プレイ時間は大したことはなかったはずなのでつまったりはしなかったでしょうか。あの頃のAVGならよくあるレベルだったはずですしね。
ただなぜか16分割パズルを時間制限ありでクリアしなきゃいけない場面があって、そこで手こずったのではなかったかなあ……しかし「YU-NO」でもありましたが、AVG製作者はこのテのパズルを入れるのをなぜ好むのでしょうかねえ。おまけで遊べるならともかく本編に組み入れるのはユーザーに得手不得手があるのですから好ましくないのではないかと思うのですが……現在の作品にはもうないかも知れませんけども。
でまあ、アダルトゲームで「クスリ」といえば何となく想像出来てしまうでしょうが、そっちな効き目の方が主でありギルバート社のトップにはそのクスリによって大きな野望を実現しようとするわけで、それを阻むためにピリルと主人公が行動しようとするのが主な展開なのですが。
選択をミスってBADENDになるとヒロインが陵辱されてしまうシーンもあったりして、その効能をまざまざと見せ付けてくれるわけです。
このシーンが絵柄に反して相当にハードというか当時にしては濃い描かれ方だったのが予想外で、今でも初代ヌークといえばこの展開を思い出します。
他のベッドシーンは女性同士だったりも多く、やや期待はずれだったのもありますが……まあピリルの年齢が年齢だったですからねえ、そっちで大活躍させるわけにもいかなかったのでしょうかね。
あとは……そうそう、「天の声システム」というのがあったのでしたか。
主人公の行動にツッコミを入れたり、果ては主人公と会話までしちゃったりでなかなか面白い試みだと感じました。
ここの部分もですが全体的にテキストはコミカルテイストで、なかなか笑わせてくれましたし結構レベルが高かったですね。キャラ同士のやり取りもグッドでした。
敵のはずの女4人組が割といい味だしていて、結構な存在感があったのも印象的でした。人気が出たからか、次回作にはサブタイトルにも名前が出てくるほどで。
グラフィック面はズバ抜けて綺麗な仕上がりになっていたわけではないですが、個人的にはまずまず好みの絵柄でした。サブキャラですがピンクの長髪なショーコという少女がなかなか好みでありましたね。
ただ主人公はちょっと崩しすぎでしたかね、もうちょっとだけキリッとしていても良かったような。
ということで。
そう大きく期待していたわけではなかったのですが、プレイしてみてその価値は十分にありました、キャラの個性がしっかりと立っていたことも評価出来ましたしね。
筆者の評価はランクC+です、それなりに評判になったのでしょう、シリーズはこれ以降も展開されていくことになり筆者も最後まで追っかけることになったのでした。
パル王国の製薬会社「ギルバード社」が開発したガン特効薬「ヌーク」を巡る騒動が描かれていきます。
ゲームのシステムはオーソドックスなテキストAVGなスタイルそのものであり。
ややフラグ立てが面倒だったようにも記憶していますが、総プレイ時間は大したことはなかったはずなのでつまったりはしなかったでしょうか。あの頃のAVGならよくあるレベルだったはずですしね。
ただなぜか16分割パズルを時間制限ありでクリアしなきゃいけない場面があって、そこで手こずったのではなかったかなあ……しかし「YU-NO」でもありましたが、AVG製作者はこのテのパズルを入れるのをなぜ好むのでしょうかねえ。おまけで遊べるならともかく本編に組み入れるのはユーザーに得手不得手があるのですから好ましくないのではないかと思うのですが……現在の作品にはもうないかも知れませんけども。
でまあ、アダルトゲームで「クスリ」といえば何となく想像出来てしまうでしょうが、そっちな効き目の方が主でありギルバート社のトップにはそのクスリによって大きな野望を実現しようとするわけで、それを阻むためにピリルと主人公が行動しようとするのが主な展開なのですが。
選択をミスってBADENDになるとヒロインが陵辱されてしまうシーンもあったりして、その効能をまざまざと見せ付けてくれるわけです。
このシーンが絵柄に反して相当にハードというか当時にしては濃い描かれ方だったのが予想外で、今でも初代ヌークといえばこの展開を思い出します。
他のベッドシーンは女性同士だったりも多く、やや期待はずれだったのもありますが……まあピリルの年齢が年齢だったですからねえ、そっちで大活躍させるわけにもいかなかったのでしょうかね。
あとは……そうそう、「天の声システム」というのがあったのでしたか。
主人公の行動にツッコミを入れたり、果ては主人公と会話までしちゃったりでなかなか面白い試みだと感じました。
ここの部分もですが全体的にテキストはコミカルテイストで、なかなか笑わせてくれましたし結構レベルが高かったですね。キャラ同士のやり取りもグッドでした。
敵のはずの女4人組が割といい味だしていて、結構な存在感があったのも印象的でした。人気が出たからか、次回作にはサブタイトルにも名前が出てくるほどで。
グラフィック面はズバ抜けて綺麗な仕上がりになっていたわけではないですが、個人的にはまずまず好みの絵柄でした。サブキャラですがピンクの長髪なショーコという少女がなかなか好みでありましたね。
ただ主人公はちょっと崩しすぎでしたかね、もうちょっとだけキリッとしていても良かったような。
ということで。
そう大きく期待していたわけではなかったのですが、プレイしてみてその価値は十分にありました、キャラの個性がしっかりと立っていたことも評価出来ましたしね。
筆者の評価はランクC+です、それなりに評判になったのでしょう、シリーズはこれ以降も展開されていくことになり筆者も最後まで追っかけることになったのでした。
タグ : ヌーク
コメント
Re:シリーズを追えなかったような
シリーズを追えなかったような
1作目にかなりはまったのは覚えているのですが、2、3は何故か買えなかったような記憶があります。3本まとめてWindowsに移植とかしてくれないかしら。
ProjectEGGでDL販売でもいいですね。
ProjectEGGでDL販売でもいいですね。
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まあ今更パッケージ販売はないかとは思いますが、DL販売はあっても良いですね。
あとはオールドゲーム雑誌の付録とか。