グローランサーIII
グローランサーIII(通常版) (2001/12/06) PlayStation2 商品詳細を見る |
”ドラマチックを駆け抜けろ!”
うるし原智志さんのキャラデザがシンボルとなっている、ドラマチックを謳ったRPGのシリーズ第3弾。
それが開発キャリアソフト、販売をアトラスが担当し2001年12月6日にPS2で発売された「グローランサーIII」でありました。
前作である「II」からわずか4ヶ月ちょっとで発売という、ちょっと信じられないぐらいのペースで製作されたタイトルでありまして。
「流用ばかりの手抜き続編」となっていないか若干の懸念を抱きましたが、シリーズとして結構愛着も生まれたのでプレイしてみることにしたのでした。
シリーズ「I」及び「II」の1000年前の世界。
主人公である17歳のスレイン(名前変更可)は記憶を失った状態で助けられる。
何も判らないまま、太陽の異変によって滅び去ろうとしている世界を旅することになるのだが、無くした記憶には重大な秘密が隠されていたのであった……
というのが大まかなあらすじになりまして。
シリーズ1作目の1000年前の世界が舞台であり、IIまでの世界がいかに成立することになったのか、その謎が明かされることになるわけです。
システムに関してはシリーズの基本的な部分をそのまま踏襲しており、IIで導入されたリング=ウェポンシステム(指輪に意志を込めることによる武器に変化させる)も健在で、プレイを始めても戸惑うことなく入っていけましたね。
リング=ウェポンも前作より便利に、強力になる精霊石というアイテムが増えていたので、どの石をセットするかという楽しみこそ少し薄れはしたものの、やはりキャラを強化していく醍醐味みたいなものを強く感じさせてくれるシステムであることを再確認させてくれました。
戦闘もシリーズの流れを受け継ぎ、広いマップにキャラを配置し戦っていくタクティカルな要素があるスタイルそのままでありました。
敵からゲストを守ったり、敵襲から村人を逃がしたりとただ全滅やボス撃退を目的にするだけではないものになっており、マップクリア時にいい評価を得て強力なアイテムをゲットするには思考を巡らす必要な場面が多々あるわけです。
また今作では協力魔法という、二人同時に魔法を発動することにより敵を広範囲に捉えかなり威力を増した魔法として攻撃出来るシステムも導入されました。手早く撃破する際には有効な攻撃手段になるわけですが、詠唱時間もキャラによって差があったりするのでそこら辺も計算に入れてタイミングを図る必要もあるわけで、ただ発動すればいいわけでもなかったりします。
ダンジョンも自動生成システムになりましたが、これはあまり気にならなかったでしょうか。特に必要性を感じなかったというのが正直なところでした。
ただ前作ではセーブ・ロードがほぼいつでも可能だったのを今作では制限されてしまい、そこら辺はストレスに感じてしまったことが残念でした。特にロードが……わざわざ変える必要は感じなかったのですけどねえ。
今作はIIよりもボリュームは増し、その分一本道のストーリーになりました、まあIのスタイルに戻ったと言えましょうか。
主人公が無口系に戻って代わりに妖精が意思を代弁するスタイルにもなりましたね、初代がこうでしたからやっぱりグローランサーとしてはこっちのがしっくりくる感じでした。
今作もヒロインとの恋愛ENDや男キャラとの友情ENDもあり、全て見ようと思ったらかなりの時間が掛かってしまう仕様であります。それでもヒロインの何人かのは見てしまいました……
あとゲーム後半になりますが、前作のクリアデータを読み込むと特典として前作キャラを呼び出せるというのも嬉しい要素でした。やはり思い入れのあるキャラを使えるというのはポイント高いです。
うるし原智志さんのキャラデザを生かしたグラフィックも相当デカい魅力であることは、シリーズを続けてプレイしている身には言うまでもありません。
個人的には和風キャラの弥生がビジュアル的に相当好みでした、シリーズでも1,2を争うぐらいでしたね。
ということで。
3作目ということで目新しさこそ薄れたものの、ゲームシステムに馴染むのに時間も掛かりませんでしたし安心して遊ぶことが出来た一作でした。
筆者の評価はランクC+です、シリーズのI~IIIがセットになったデラックスパックも発売になりました。
シリーズ1作目の1000年前の世界が舞台であり、IIまでの世界がいかに成立することになったのか、その謎が明かされることになるわけです。
システムに関してはシリーズの基本的な部分をそのまま踏襲しており、IIで導入されたリング=ウェポンシステム(指輪に意志を込めることによる武器に変化させる)も健在で、プレイを始めても戸惑うことなく入っていけましたね。
リング=ウェポンも前作より便利に、強力になる精霊石というアイテムが増えていたので、どの石をセットするかという楽しみこそ少し薄れはしたものの、やはりキャラを強化していく醍醐味みたいなものを強く感じさせてくれるシステムであることを再確認させてくれました。
戦闘もシリーズの流れを受け継ぎ、広いマップにキャラを配置し戦っていくタクティカルな要素があるスタイルそのままでありました。
敵からゲストを守ったり、敵襲から村人を逃がしたりとただ全滅やボス撃退を目的にするだけではないものになっており、マップクリア時にいい評価を得て強力なアイテムをゲットするには思考を巡らす必要な場面が多々あるわけです。
また今作では協力魔法という、二人同時に魔法を発動することにより敵を広範囲に捉えかなり威力を増した魔法として攻撃出来るシステムも導入されました。手早く撃破する際には有効な攻撃手段になるわけですが、詠唱時間もキャラによって差があったりするのでそこら辺も計算に入れてタイミングを図る必要もあるわけで、ただ発動すればいいわけでもなかったりします。
ダンジョンも自動生成システムになりましたが、これはあまり気にならなかったでしょうか。特に必要性を感じなかったというのが正直なところでした。
ただ前作ではセーブ・ロードがほぼいつでも可能だったのを今作では制限されてしまい、そこら辺はストレスに感じてしまったことが残念でした。特にロードが……わざわざ変える必要は感じなかったのですけどねえ。
今作はIIよりもボリュームは増し、その分一本道のストーリーになりました、まあIのスタイルに戻ったと言えましょうか。
主人公が無口系に戻って代わりに妖精が意思を代弁するスタイルにもなりましたね、初代がこうでしたからやっぱりグローランサーとしてはこっちのがしっくりくる感じでした。
今作もヒロインとの恋愛ENDや男キャラとの友情ENDもあり、全て見ようと思ったらかなりの時間が掛かってしまう仕様であります。それでもヒロインの何人かのは見てしまいました……
あとゲーム後半になりますが、前作のクリアデータを読み込むと特典として前作キャラを呼び出せるというのも嬉しい要素でした。やはり思い入れのあるキャラを使えるというのはポイント高いです。
うるし原智志さんのキャラデザを生かしたグラフィックも相当デカい魅力であることは、シリーズを続けてプレイしている身には言うまでもありません。
個人的には和風キャラの弥生がビジュアル的に相当好みでした、シリーズでも1,2を争うぐらいでしたね。
ということで。
3作目ということで目新しさこそ薄れたものの、ゲームシステムに馴染むのに時間も掛かりませんでしたし安心して遊ぶことが出来た一作でした。
筆者の評価はランクC+です、シリーズのI~IIIがセットになったデラックスパックも発売になりました。
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タグ : グローランサーIIIうるし原智志
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