暁の護衛
- 暁の護衛 通常版
- 発売元: しゃんぐりら
- メーカー: しゃんぐりら
- 価格: ¥ 6,316 (23% OFF)
- 発売日: 2008/04/04
”凛としたその少女は強く美しく、そして守りたい一人の警護対象者(プリンシバル) ”
しゃんぐりらから送り出された、お嬢様とボディーガードの恋愛模様を描いたAVG。
それが2008年3月27日にWIN版が発売された「暁の護衛」でありました。
発売前及び発売されてからも特段に注目しておらず、というかこのような作品があることも全然認識していなかったのですが。
体験版をダウンロード出来るサイトを眺めていると今作のがあり、トモセシュンサクさんの原画が好みに合いまして体験版をやってみると主人公と周囲のキャラとの掛け合いが実に楽しく、これは本編をやるしかないと思い立ってプレイしたのでした。
犯罪・事件が激増し治安に大きな問題を抱えてしまった近未来の日本。
主人公の朝霧海斗はボディーガード育成のための学校に通っていたものの退学することを決め、暮らしていた寮から何処へかと旅立とうとしていた。
だが偶然、ガードの対象となる美少女が誘拐されそうとなる場面を目撃し、彼の身体は知らずに動き出すのであった……
というプロローグから始まる、ボディーガード見習い(ということになっている)な主人公の活躍(?)を描く物語でして。
主人公ではあるものの秘められた過去をプレイヤーにも終盤まで明かさない海斗と、資産家令嬢のヒロイン(一部除く)との交流、そして恋模様を描いております。
まず特筆すべきはやはり、漫才かのようなテキストの面白さですね。
体験版の時点で把握はしていたものの、通してプレイしてみると久しぶりに大当たりを引いたかと思わされるぐらいで、特にメイドヒロインのイイ性格っぷりには大いに笑わせてもらったので、ここの部分に関しては文句の付けようがないほど気に入りました。
主人公もあえて弱く、勉強も出来なく見せてはいるものの実は最強レベル、という、ともするとプレイヤーの反感を買いかねないキャラの立て方なわけですが、前述の通り漫才かのようなやり取りで周囲の面々をからかいまくるサマが実に楽しかったですし戦闘方面でもそう極端に叩きのめすほど図抜けてもいなかったので、いわゆる厨二系主人公とは一線を画していて親しめたことにホッとしました。
ただ残念ながら全体のシナリオの盛り上がりに関しては今ふたつ……いや、今みっつぐらいで正直、仕上げが雑だったように感じさせられましたね。
最初にメインヒロインの妹である「二階堂彩」というキャラのルートをやってみたのですが「え、ここで終わり?」と首を捻るぐらい中途半端なところでのENDになっていて興ざめでしたし、他にも隠しキャラENDもこれなら別に隠す必要はないように思いましたし。せめてベッドシーンの一つも用意してあげて欲しかったな、と。
他にも主人公の過去を知る「杏子」というサブキャラもシナリオ上では全然うまく生かせてなかったですし、どのルートにおいてもベッドシーンが唐突にポン、と置かれていることが多く「もっとちゃんと演出出来ないのだろうか……」とツッコミどころはかなり見かけてしまいましたね。
しかしどうしてこう、漫才系テキストを書く人は終盤の展開をうまく描けないんですかねえ……実に惜しい。テキストに全力を注いでしまって山場での演出を描ききれない、あるいは時間が不足してしまったってことなのでしょうか。物語を上手に畳めていればもっともっと評価出来たのですけども。
グラフィック方面は期待に十分応えてくれまして、特に「神崎萌」というヒロインがビジュアル的に好みだったのでそのルートではかなりグッと来ました。メインの「二階堂麗華」も性格はキツいですがビジュアルの可愛さはかなりのものがありましたし、満足度は高かったですね。
ということで。
いやあ、惜しい、惜しすぎる……
テキストとグラフィックに関してはホント、筆者の嗜好に実にフィットしてくれただけに、終盤で力尽きてしまったかのような盛り上がりのなさ、唐突さが残念無念でありました。でもこのシナリオライターは今後化けるかも知れないと思え注目したくなりましたね。
筆者の評価はランクC+です、2008年12月25日予定の今作のファンディスクもいずれ触ってみたくはなりました。
主人公ではあるものの秘められた過去をプレイヤーにも終盤まで明かさない海斗と、資産家令嬢のヒロイン(一部除く)との交流、そして恋模様を描いております。
まず特筆すべきはやはり、漫才かのようなテキストの面白さですね。
体験版の時点で把握はしていたものの、通してプレイしてみると久しぶりに大当たりを引いたかと思わされるぐらいで、特にメイドヒロインのイイ性格っぷりには大いに笑わせてもらったので、ここの部分に関しては文句の付けようがないほど気に入りました。
主人公もあえて弱く、勉強も出来なく見せてはいるものの実は最強レベル、という、ともするとプレイヤーの反感を買いかねないキャラの立て方なわけですが、前述の通り漫才かのようなやり取りで周囲の面々をからかいまくるサマが実に楽しかったですし戦闘方面でもそう極端に叩きのめすほど図抜けてもいなかったので、いわゆる厨二系主人公とは一線を画していて親しめたことにホッとしました。
ただ残念ながら全体のシナリオの盛り上がりに関しては今ふたつ……いや、今みっつぐらいで正直、仕上げが雑だったように感じさせられましたね。
最初にメインヒロインの妹である「二階堂彩」というキャラのルートをやってみたのですが「え、ここで終わり?」と首を捻るぐらい中途半端なところでのENDになっていて興ざめでしたし、他にも隠しキャラENDもこれなら別に隠す必要はないように思いましたし。せめてベッドシーンの一つも用意してあげて欲しかったな、と。
他にも主人公の過去を知る「杏子」というサブキャラもシナリオ上では全然うまく生かせてなかったですし、どのルートにおいてもベッドシーンが唐突にポン、と置かれていることが多く「もっとちゃんと演出出来ないのだろうか……」とツッコミどころはかなり見かけてしまいましたね。
しかしどうしてこう、漫才系テキストを書く人は終盤の展開をうまく描けないんですかねえ……実に惜しい。テキストに全力を注いでしまって山場での演出を描ききれない、あるいは時間が不足してしまったってことなのでしょうか。物語を上手に畳めていればもっともっと評価出来たのですけども。
グラフィック方面は期待に十分応えてくれまして、特に「神崎萌」というヒロインがビジュアル的に好みだったのでそのルートではかなりグッと来ました。メインの「二階堂麗華」も性格はキツいですがビジュアルの可愛さはかなりのものがありましたし、満足度は高かったですね。
ということで。
いやあ、惜しい、惜しすぎる……
テキストとグラフィックに関してはホント、筆者の嗜好に実にフィットしてくれただけに、終盤で力尽きてしまったかのような盛り上がりのなさ、唐突さが残念無念でありました。でもこのシナリオライターは今後化けるかも知れないと思え注目したくなりましたね。
筆者の評価はランクC+です、2008年12月25日予定の今作のファンディスクもいずれ触ってみたくはなりました。
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