エリーのアトリエ〜ザールブルグの錬金術士2〜

エリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士2~ PlayStation the Bestエリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士2~ PlayStation the Best
(1998/12/17)
PlayStation

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ガストから発売になったアトリエシリーズ第2弾。
 それがPSで1998年12月17日に発売された「エリーのアトリエ〜ザールブルグの錬金術士2〜」でありました。

 前作「マリーのアトリエ」がスマッシュヒットを飛ばしたのを受けて制作された続編でありまして。
 ただ残念なことに前作のウリでもあった桜瀬琥姫さんの可愛らしい絵柄による原画が別の方に変更になっていました。

 前作から数年後の世界。
 前作の主人公マルローネ(通称:マリー)に住んでいた村を伝染病から救ってもらった少女、エルフィール(通称:エリーは彼女に憧れザールブルグのアカデミーを受験する。
 何とか補欠入学したが、マリーと同じく学生寮には入れず街中で工房を持ち自ら調合したアイテムで酒場の依頼をこなして生活し、錬金術士としての経験を積むことになるのだが…… 
 というのがプロローグになっており。
 筆者は「マリーのアトリエ」で初めて体験したアイテム収集、そして主人公が錬金術士という設定なので複数のアイテムを組み合わせて生成するという要素には非常にハマりまして、今作でも大いに期待をしていたのですが前述の原画家変更などでどうもプレイ意欲が沸き立たず、入手してしばらく経ってからようやく始めたのでした。

 しかしプレイを始めてすぐ、「どうしてずっとソフトは持っていたのに早くやらなかったんだ!」と後悔してしまうぐらいにハマり、随分と長いこと実に楽しませてもらえました。
 アイテムを購入or採集し、それらを調合して作成→それを求めている友人や依頼者に渡し報酬ゲット!の流れも前作同様ですがゲームのテンポが良くてスイスイ進められますし、何と言っても希少価値の高いアイテムを作成したときの達成感がまた格別!
 アイテム合成があるゲームは今かなりありますが、やっぱり本家はまた格別、と思わされました。
 また前作同様、数多くのENDが用意されているのでプレイし甲斐も存分に感じることが出来るようになっています。

 物語に関しては前作の登場キャラが随所に今作でも出てくるところではニヤリとさせられましたね。
 特にエリーが頑張って冒険箇所を増やしていくと遂にあのキャラとの出会いが、なんてのはファン心理をくすぐってくれました。
 雇える異性の冒険者やクラスメイトとの恋愛、なんて要素も用意されてましたがこっちは女性主人公ってことで筆者にはピンと来るものはありませんでしたか。

 ただ不満に思う部分もやっぱりありまして。
 インターフェースの部分はひどくイライラさせられるほどではないですが正直、もっと改善してくれたらと思わされたこともまた確かでした。
 データ量が多いので全てが快適、というわけにはいかないのは判らないでもないですが、若干のストレスを感じてしまったので……調合の楽しさをより引き立たせるにはもっと快適にして欲しかったです。
 今作で新たに導入された「ブレンド調合」はイマイチ必要性が感じられませんでした。
 前作との差別化でより細かく、深く調合の道を究めてもらおうとしたのかも知れないですが、前作並で十分なのになあと個人的にはそこに面白さや楽しさを見出せませんでしたね。

 プレイ前のモチベーションを下げていた原因であったグラフィック面ですが、プレイしていくと違和感が薄れて思ったよりすぐ馴染めることが出来ました。
 ただ重要キャラの声優が変更されていたこともありますし、正直なぜ変えたのかという点では強く疑問を感じたりもしましたね。先方の都合なら仕方ないですがメーカーの判断だとしたら……予算の都合とも考えにくいのですがねえ。

 ということで。
「マリーのアトリエ」の続編として十分な出来でしたし、アイテム作成が楽しく感じて原画変更にあまりこだわりがない方ならこちらも十分に面白く遊べるとオススメ出来る作品でありました。
 筆者の評価はランクです、その後も長く続いているアトリエシリーズですがPS1では締めくくりのタイトルとなりました。現在はPSアーカイブスにて有料ダウンロードすることも可能なようですね。

テーマ : アトリエシリーズ全般 - ジャンル : ゲーム

タグ : エリーのアトリエ

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