ウィッシュルーム 天使の記憶
- ウィッシュルーム 天使の記憶
- 発売元: 任天堂
- メーカー: 任天堂
- 価格: ¥ 3,876 (19% OFF)
- 発売日: 2007/01/25
”小説を読み解くように、謎を紐解く。 ”
「アナザーコード」のスタッフ、まあ昔のPCでのAVGを手掛けたことで名の知れた方によるDSでは第2弾となったテキストAVG。
それが開発CING、販売が任天堂で2007年1月25日に発売された「ウィッシュルーム 天使の記憶」でありました。
1970年代のアメリカのとあるホテルを舞台にしたAVG、というのが実に目新しく、後述しますが鉛筆書きのようなグラフィックも良さげでありまして。
筆者は雑誌記事などでの作品の雰囲気に惹かれるものを感じ、「アナザーコード」もそれなりには遊べたこともあって今作も購入してみることにしたのでした。
主人公カイル・ハイドは現在はセールスマンであるが3年前までは刑事として活躍していた。
その彼が仕事で訪れた「ホテル・ダスク」で、彼が刑事を辞め、とある人物を探すことになった事件に関係する人々と出会う。
彼の親友だったブラッドリーがなぜ警察を裏切り行方をくらましたのか、この一夜でその謎に迫ることになるのだが……
というのが大まかなあらすじになりまして。
主人公ハイドがホテルの関係者&宿泊客がそれぞれに抱える問題及び過去に触れることにより、自分が探し求めるブラッドリー探索への手がかりを掴んでいくさまを描いていくわけです。
いや、今作の雰囲気は実にいい感じで好ましいものがありました。
謎解きの際の効果音や章の終わりにそこまでの内容を質問形式で振り返る辺りは「アナザーコード」とおんなじですが、やっぱり主人公が渋めの元警察官で訳アリで、ヒロインらしき少女がかなり謎めいていてってのはプレイ意欲を程よく刺激してくれましたね。
前作「アナザーコード」はあまりにDSらしい謎解きの方に力を入れるあまりシナリオの薄さ、ボリュームのなさが気になったのですが、今作はシナリオのボリュームが多くなり謎解きモードはやや抑え目になっていたのでバランスはうまく取れておりました。
またシナリオの展開も、その日のホテル利用者それぞれが一見無関係ながらも実は色々と関係がある人々だったという、作劇上ではよくあるパターンではありましたが。
後半は先が気になって止められない止まらない状態になるほどで、エンディングも余韻が感じられ十分に満足出来る内容でしたね。2周目のプレイもしたほどでその価値はありましたし。
あとは、「アナザーコード」と同じキーワードが物語に関わってくるのはニヤリとさせられました。
ただ前作同様、謎解きに詰まった場合の救済がなく、どうしても閃かなければプレイを放棄orネットなどで調べるしかなくなるのは如何なものかと感じました……幾度かトライしても答えが出せないなら少しずつヒントを出していくスタイルに変えて欲しかったのですが。もしくは最初からヒントモードありかなしかを選べるとか、ゲームオーバーになったらどこが悪かったのか指摘するキャラが出てくるとか。
部分部分ではヒントが出てくるときもあったのですから、それを全謎解きに広げて欲しかったですね、特に最後の章は選択数制限があったのですし。
コインの問題で詰まって投げ出すにはもったいないと思いましたからね、この辺りはよりユーザーフレンドリーな姿勢に転換して欲しいと強く願いたいです。
今作における独特な雰囲気作りに多大な貢献をしていたのが、登場キャラが鉛筆書きのようなラフな感じで、それが頷いたり手を開いたりするのが実に自然であり新鮮さを感じさせてくれました。この手法を取り入れたことは大成功だったのではないかと、特にミラはいい感じに描かれていました。
DSを縦に持ってプレイするスタイルなのでキャラも上半身を、場合によっては全身を表示しても何ら違和感なかったですし。
ということで。
うん、12時間ぐらいのプレイ時間でしたがかなりの満足度が得られた作品でした。テキストAVG好きならプレイしてみる価値はあるのではないでしょうか。
筆者の評価はランクB-です、謎解きのヒントをもっとうまく出してくれていればマイナスをとっても良かっただけに、そこがちょっとだけ残念でした。
主人公ハイドがホテルの関係者&宿泊客がそれぞれに抱える問題及び過去に触れることにより、自分が探し求めるブラッドリー探索への手がかりを掴んでいくさまを描いていくわけです。
いや、今作の雰囲気は実にいい感じで好ましいものがありました。
謎解きの際の効果音や章の終わりにそこまでの内容を質問形式で振り返る辺りは「アナザーコード」とおんなじですが、やっぱり主人公が渋めの元警察官で訳アリで、ヒロインらしき少女がかなり謎めいていてってのはプレイ意欲を程よく刺激してくれましたね。
前作「アナザーコード」はあまりにDSらしい謎解きの方に力を入れるあまりシナリオの薄さ、ボリュームのなさが気になったのですが、今作はシナリオのボリュームが多くなり謎解きモードはやや抑え目になっていたのでバランスはうまく取れておりました。
またシナリオの展開も、その日のホテル利用者それぞれが一見無関係ながらも実は色々と関係がある人々だったという、作劇上ではよくあるパターンではありましたが。
後半は先が気になって止められない止まらない状態になるほどで、エンディングも余韻が感じられ十分に満足出来る内容でしたね。2周目のプレイもしたほどでその価値はありましたし。
あとは、「アナザーコード」と同じキーワードが物語に関わってくるのはニヤリとさせられました。
ただ前作同様、謎解きに詰まった場合の救済がなく、どうしても閃かなければプレイを放棄orネットなどで調べるしかなくなるのは如何なものかと感じました……幾度かトライしても答えが出せないなら少しずつヒントを出していくスタイルに変えて欲しかったのですが。もしくは最初からヒントモードありかなしかを選べるとか、ゲームオーバーになったらどこが悪かったのか指摘するキャラが出てくるとか。
部分部分ではヒントが出てくるときもあったのですから、それを全謎解きに広げて欲しかったですね、特に最後の章は選択数制限があったのですし。
コインの問題で詰まって投げ出すにはもったいないと思いましたからね、この辺りはよりユーザーフレンドリーな姿勢に転換して欲しいと強く願いたいです。
今作における独特な雰囲気作りに多大な貢献をしていたのが、登場キャラが鉛筆書きのようなラフな感じで、それが頷いたり手を開いたりするのが実に自然であり新鮮さを感じさせてくれました。この手法を取り入れたことは大成功だったのではないかと、特にミラはいい感じに描かれていました。
DSを縦に持ってプレイするスタイルなのでキャラも上半身を、場合によっては全身を表示しても何ら違和感なかったですし。
ということで。
うん、12時間ぐらいのプレイ時間でしたがかなりの満足度が得られた作品でした。テキストAVG好きならプレイしてみる価値はあるのではないでしょうか。
筆者の評価はランクB-です、謎解きのヒントをもっとうまく出してくれていればマイナスをとっても良かっただけに、そこがちょっとだけ残念でした。
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