FC2ブログ

-もみじ- 『ワタシ…人形じゃありません…』

もみじ 「ワタシ・・・人形じゃありません・・・」廉価版
もみじ 「ワタシ・・・人形じゃありません・・・」廉価版
  • 発売元: マリゴールド
  • メーカー: マリゴールド
  • 価格: ¥ 3,475 (13% OFF)

どうか椛を可愛がってください

 鬼畜展開もあれば純愛展開もありの、メインとなるヒロインとの関係を描いたAVG。
 それがルネから2001年4月27日にWIN版が発売された「-もみじ- 『ワタシ…人形じゃありません…』」 でありました。

 実はこのソフトのことはほとんど知らず、店頭で手にとって川合正起さんのパッケージ画をみて興味をそそられたものの、しばらくしてまた忘れてしまったのですが。
 2002年4月26日に発売になった廉価版の方を購入しプレイすることにしたのでした。

 資産家の跡継ぎである主人公、和人。
 同じ学園の生徒である城宮椛(しろみやもみじ)が現在、両親が事故死し引き取られた親類との関係もうまくいってないことを知り、彼女をその親類から買い取るような形で自分の元に引き取ることに。
 無口で内向的な椛に対し、和人は意のままに身体を奪うのであったが……
 というのがプロローグとなりまして、3週間の間に物語は決着することになります。
 メインヒロインであるもみじという少女に対して優しく接するも、あれやこれや手を出すも意のまま、もみじはおとなしく無口で立場的に逆らえないという設定で、そこが副題の「人形」に掛かってくるわけです。
 一応サブキャラのヒロインも存在はしていますがまあ、ほとんどおまけみたいなものですね。

 基本的なゲームシステムでは朝・昼・夜に椛を抱くかやめて会話をするかを選択、抱く場合は椛にしたりさせたりする内容を決定し、ほぼこばまない椛との調教のような関係を重ねることによりいくつかのENDへと分岐していくことになるわけです。選択によっては3週間のゲームでの期間内の前に終わってしまうこともあります……まあその展開になったなら納得、ですけども。
 椛を構わない選択をしていくことによるサブキャラENDもあることはありますが、やっぱり「椛」というキャラに魅力を感じるかどうかが評価の分かれ目となるかと。

 発売前から数多くの指摘があったようですし、スタッフ側もどうやらその意図を大いに込めていたようですが、リーフの評価の高いヴィジュアルノベル「痕」のヒロインの一人である「楓」というキャラに見た目も性格もそっくりでありまして。まあ言われてみれば一見その通りではありましたが、話の展開や境遇が違いますし何よりシナリオライターの描写力が、「痕」はノベルものの中でも極めてハイレベルな出来になっているだけにやっぱり違いは大きく、個人的にはあまり似たキャラとの印象を持たずにプレイしましたね。
 それでも純愛ルートはそこそこだったでしょうか、もっとシナリオに起伏が欲しかったのも確かでしたがまあ、嫌いではない展開でした。
 ただ調教しまくりなルートに関しては、う~ん……やはり無口系ってことで盛り上がりには欠ける印象でしたね。言葉でのヒロインの反応が乏しいとどうしても……いくら身体の方は素直だとしても、ねえ。
 あとベストENDにいくためにはほとんど手を出しちゃダメなのはこういう系統の作品のお約束を踏襲してます、ただラストの盛り上がりはほとんどないのが残念。

 面白い試みをしていたのは一日の終わりに椛がその日の出来事を振り返る「独白モード」があることでして。
 ベッドシーンの内容を椛が説明したり、純愛ルートでは彼女の心境の移り変わりを告白したりと、和人にはほとんどみせないその場での感情をプレイヤーはここで知ることが出来るようになっていたのはなかなか良かったように感じました。
 
 キャラデザ・原画の川合さんの絵柄が購入前の決め手となったわけですが、やっぱり好みのままでありこちらでは満足出来ましたね。
 椛のキャラクターはともかく、ビジュアルは大変よろしいものがありました。

 ということで。
 何はともあれプレイヤーのメインの椛への印象でほとんど評価が決まってしまう作品と言えましょう……筆者の嗜好にはまずまずでしたがもっともっと魅力的なキャラに見せる・仕上げることが出来たのも確かだったように思いました。
 筆者の評価はランクです、続編となる「もみじ Happy Story」も発売になっています。

テーマ : 美少女ゲーム - ジャンル : ゲーム

タグ : もみじ

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する