デジタルデビル物語 女神転生II

デジタルデビル物語女神転生2デジタルデビル物語女神転生2
(1990/04/06)
FAMILY COMPUTER

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 ディープな世界観を持つRPGのシリーズ、その第二弾となったタイトル。
 それがナムコから1990年4月6日にファミコン版が発売された「デジタルデビル物語 女神転生II」でありました。

 前作は原作である小説版を下敷きにしていましたが、今作は原作なしの完全オリジナルストーリーとなりまして。
 当時の各ゲーム雑誌にも大きく取り上げられており、「HIPPON SUPER!」では4大RPGの一つだ、とまで祭り上げられるまでになっていたものでした。

 2036年、前世紀末からの最終戦争によって荒廃し、何とか復興しつつあった東京。
 主人公の少年は悪魔退治のゲームをプレイしていたが、突然不可思議なメッセージを受け取る。
 差し出した相手の名はパズス……ここから、少年の数奇な冒険の旅が始まることになるのであった……
 というプロローグから始まりまして、荒廃した東京を舞台に仲間、そして仲魔と共に敵対する悪魔と戦っていくことになります。
 前作は3Dダンジョンのみでしたが、今作では2Dによる移動もありましたね。
 
 前作「女神転生」から様々な部分がパワーアップし、大作RPGシリーズとしての存在になり得るだけのものは見せてくれました。
 まずは前作のパスワードによるセーブからバッテリーバックアップ方式に変更になり、プレイヤーの負担はなくなりました。
 まあこのボリュームをパスワードにしてたらとてもやってられない長さになるので当然ではありましたけども。

 シリーズの目玉である、悪魔を会話などで仲魔にしその仲魔同士を合体させ更に強力な悪魔を生み出す「悪魔合体」システムも前作の2体合体から3対合体まで可能になり、組み合わせは膨大な数にのぼりました。
 個人的には使い勝手の良い悪魔にほぼ限定して作ってましたがそれでも随分な時間を「邪教の館」に費やしましたし、やり込み派の人ならばディープにハマって抜け出せないほどのバリーエーションがありましたなあ。
 
 またシナリオもボリュームは大幅増量されていました。
 今作では最初からとんでもない事態に陥り、そこからも波乱の連続といいますか、当時のRPGにはあり得ない展開だらけでしたね……まあ、驚かされっぱなしでした。
 一応2種類のマルチストーリーになっています。筆者が選んだルートでは超強力な仲魔がいた関係で後半のボス戦はかなり楽でした。 

 とまあ、面白い要素は十分であり、特に作りたかった悪魔を条件満たして仲魔にしたときの嬉しさは相当なものがあったりしたのですが。
 ゲームをプレイしていくと正直、くたびれてしまってENDに到達するまでには何度も中断しました……結局ENDを見るまでには二年掛かってしまいましたなあ。
 3Dダンジョンを踏破していくのは前作同様なのですが、操作性の向上は思ったよりされず、率直にいって芳しくないものでした。
 戦闘システムも個別敵を集中攻撃出来ない仕様でどうしても一戦闘が長くなってしまいますし……ですからちょっと体力ある敵とは想定以上に戦闘が長引いてしまうんですね。
 挙句にエンカウント率の高さも相変わらずなので「コイツはしんどい……」となってしまい中断→ようやく気力が戻り再開するもまた中断、を繰り返すことになってしまって、もう。
 ヒントが少ない上に不親切でもありまして、攻略本のお世話になったユーザーもかなり多かったであろうことも間違いないところです。
 またそんなザマでしたので2ルートあって筆者が選ばなかったもう片方のルートはかなり難しいようですが、とてもやる気は起きなかったですわ。

 ということで。
 手放しで賞賛するのは個人的には躊躇われる作品でしたが、ハマる人はズッポリとハマるに値する妖しい魅力があることは間違いないです。
 筆者も何だかんだ言ってもその後のシリーズもプレイしておりますしね。
 筆者の評価はランクCです、スーパーファミコンで1&2のリメイクが出たようなので興味のある方はプレイされてみてはいかがでしょう。システムは改善されているでしょうし。

テーマ : 女神転生 - ジャンル : ゲーム

タグ : 女神転生II

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