WORDS・WORTH(PC98)
エルフの、そして蛭田昌人が手掛けた3DダンジョンタイプのRPG。
それが1993年7月22日にPC98版が発売された「WORDS・WORTH」(ワーズワース)でありました。
当時のPCソフト業界では爆発的なヒットを飛ばした「同級生」の次に蛭田昌人さんが作り上げた完全新作として発表され。
「同級生」に魅了されまくっていた筆者はもう、発売日を待ち遠しくて仕方なかったことを覚えていますね。
なおこのレビューはあくまでPC98版のものです、りんしんさんがキャラデザ担当になったWIN移植版はゲームデザインが大きく変更されているとのことなので、あまり参考にならない可能性があることをご承知置き下さい。
剣に支配された、とあるファンタジックな世界。
そこでは「ワーズ・ワースの石版」という不可思議ながらも神の創造物ということで地上人である「光の一族」と地下に住む「影の一族」がそれぞれに信奉していた。
だがそれが砕かれ、その欠片を求め互いが争うことになる。
影の一族の長の息子である主人公は甘やかされて育ち満足に戦うことも出来ない少年であったが、婚約者であるシャロンにバカにされ見返すために戦いの場に出ることになるのだが……
それが1993年7月22日にPC98版が発売された「WORDS・WORTH」(ワーズワース)でありました。
当時のPCソフト業界では爆発的なヒットを飛ばした「同級生」の次に蛭田昌人さんが作り上げた完全新作として発表され。
「同級生」に魅了されまくっていた筆者はもう、発売日を待ち遠しくて仕方なかったことを覚えていますね。
なおこのレビューはあくまでPC98版のものです、りんしんさんがキャラデザ担当になったWIN移植版はゲームデザインが大きく変更されているとのことなので、あまり参考にならない可能性があることをご承知置き下さい。
剣に支配された、とあるファンタジックな世界。
そこでは「ワーズ・ワースの石版」という不可思議ながらも神の創造物ということで地上人である「光の一族」と地下に住む「影の一族」がそれぞれに信奉していた。
だがそれが砕かれ、その欠片を求め互いが争うことになる。
影の一族の長の息子である主人公は甘やかされて育ち満足に戦うことも出来ない少年であったが、婚約者であるシャロンにバカにされ見返すために戦いの場に出ることになるのだが……
というプロローグから始まる、少年が青年へと成長していく物語でありまして。
地下から地上を目指して進んでいく彼を阻む光の一族との戦いを描いていくことになるのですが、そこは蛭田さんのシナリオであり一筋縄ではない展開が待ち受けております。
ゲームとしては前述の通り3DダンジョンタイプのRPGなのですが、AVG要素も濃厚に詰められていまして仲間達や敵の一族とのイベントも頻繁に展開されていきます。
仲間との会話では「同級生」ライクなエンカウント方式が取り入れられていて、とある場所にいくとAというキャラとのやりとりがなされフラグが立ちまた別の場所に行くとBというキャラが出てきてまたフラグが……といった感じで進んでいくことになります。
ただ正直言いまして、バトルパートにおいてはゲームバランスが取れているとはお世辞にも言えないレベルでして。
一つの階から別の階に移ると急激に敵が強くなり必要以上にレベル上げの手間が掛かるなど、難しいわけではないですがもっときっちりと調整すればそれなりに楽しめるはずなのにと残念に思う部分があったことは確かでした。
まあ蛭田さんが戦闘のある作品を作るといつもこのテの不満は出てきたものでしたし、「ドラゴンナイト3」あたりと比べればまだ遊べる方ではあったのですけども。
ダンジョン攻略自体はマルチマッピングも搭載ってことでそう苦もなく進めることは出来ました、多少「透明の壁」発見に手間取った程度でしたか。
シナリオの展開のさせ方はさすが蛭田昌人、ゲームに慣れてからは先が気になって仕方なくずるずるとプレイし続けたものでした。
特に前半での主人公が強くなっていく過程の頃は、影の一族の面々の愉快さもあって早くイベントが起こるまで進めようとレベル上げに勤しんだりもしましたしね。
そしてクライマックスでの石版イベントの盛り上がりも今でも覚えているぐらい、強く印象に残っています。
ただ最初の入力で「あ、何か仕掛けがあるな」と思わされたのはちょっと残念でした、もうちょっとうまく騙して欲しかったところ。
あとは……・ヒロインの一人にあのような格好をさせるのを見るに、蛭田さんは「うる星やつら」がつくづく大好きなのだなあ、としみじみ伝わってきたりも。
エンディングはマルチですが最後のセーブポイントからやり直せば短時間でオールクリア出来るのでありがたかったですね。
また一からフラグ立て、では相当キツかったでしょうから……
グラフィックは……原画担当の悠理愛さんの絵柄はクセが強すぎて好き嫌いが大きく分かれてしまいましたねえ、アレでは。
筆者はそう違和感なかったですが、抵抗を感じた方も当時はかなりいたように記憶しています。
ということで。
恋愛バリバリな「同級生」から今作ってことで、やや変化球気味かなあと感じたことも確かだったのですが問題なく楽しめた一作でした。
戦闘パートでのバランスさえ取れていれば、とは思うのですがそこまで蛭田さんに望むのも高望みというものだったのかも知れませんね。
筆者の評価はランクC+、B-と迷いましたがギリギリCの方寄りと判断しました。
地下から地上を目指して進んでいく彼を阻む光の一族との戦いを描いていくことになるのですが、そこは蛭田さんのシナリオであり一筋縄ではない展開が待ち受けております。
ゲームとしては前述の通り3DダンジョンタイプのRPGなのですが、AVG要素も濃厚に詰められていまして仲間達や敵の一族とのイベントも頻繁に展開されていきます。
仲間との会話では「同級生」ライクなエンカウント方式が取り入れられていて、とある場所にいくとAというキャラとのやりとりがなされフラグが立ちまた別の場所に行くとBというキャラが出てきてまたフラグが……といった感じで進んでいくことになります。
ただ正直言いまして、バトルパートにおいてはゲームバランスが取れているとはお世辞にも言えないレベルでして。
一つの階から別の階に移ると急激に敵が強くなり必要以上にレベル上げの手間が掛かるなど、難しいわけではないですがもっときっちりと調整すればそれなりに楽しめるはずなのにと残念に思う部分があったことは確かでした。
まあ蛭田さんが戦闘のある作品を作るといつもこのテの不満は出てきたものでしたし、「ドラゴンナイト3」あたりと比べればまだ遊べる方ではあったのですけども。
ダンジョン攻略自体はマルチマッピングも搭載ってことでそう苦もなく進めることは出来ました、多少「透明の壁」発見に手間取った程度でしたか。
シナリオの展開のさせ方はさすが蛭田昌人、ゲームに慣れてからは先が気になって仕方なくずるずるとプレイし続けたものでした。
特に前半での主人公が強くなっていく過程の頃は、影の一族の面々の愉快さもあって早くイベントが起こるまで進めようとレベル上げに勤しんだりもしましたしね。
そしてクライマックスでの石版イベントの盛り上がりも今でも覚えているぐらい、強く印象に残っています。
ただ最初の入力で「あ、何か仕掛けがあるな」と思わされたのはちょっと残念でした、もうちょっとうまく騙して欲しかったところ。
あとは……・ヒロインの一人にあのような格好をさせるのを見るに、蛭田さんは「うる星やつら」がつくづく大好きなのだなあ、としみじみ伝わってきたりも。
エンディングはマルチですが最後のセーブポイントからやり直せば短時間でオールクリア出来るのでありがたかったですね。
また一からフラグ立て、では相当キツかったでしょうから……
グラフィックは……原画担当の悠理愛さんの絵柄はクセが強すぎて好き嫌いが大きく分かれてしまいましたねえ、アレでは。
筆者はそう違和感なかったですが、抵抗を感じた方も当時はかなりいたように記憶しています。
ということで。
恋愛バリバリな「同級生」から今作ってことで、やや変化球気味かなあと感じたことも確かだったのですが問題なく楽しめた一作でした。
戦闘パートでのバランスさえ取れていれば、とは思うのですがそこまで蛭田さんに望むのも高望みというものだったのかも知れませんね。
筆者の評価はランクC+、B-と迷いましたがギリギリCの方寄りと判断しました。
タグ : 蛭田昌人 WORDS・WORTH 同級生
コメント
RE:例によってTOWNS版でした
例によってTOWNS版でした
エルフなのでPC98版そのままでしたがTOWNS版で遊んでました。
>一つの階から別の階に移ると急激に敵が強くなり必要以上にレベル上げの手間が掛かる
その場でグルグル回って雑魚を倒す簡単経験値稼ぎがニフティ辺りで紹介されていましたっけ。よくグルグル回ってたのを覚えてます。同級生みたいにオリジナル版をDL販売とかしてくれないかしら>エルフ
>一つの階から別の階に移ると急激に敵が強くなり必要以上にレベル上げの手間が掛かる
その場でグルグル回って雑魚を倒す簡単経験値稼ぎがニフティ辺りで紹介されていましたっけ。よくグルグル回ってたのを覚えてます。同級生みたいにオリジナル版をDL販売とかしてくれないかしら>エルフ
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エルフはTOWNS移植には付加要素一切なしでしたね、そういえば。
オリジナル版のDLは……XP対応版を出すぐらいですからなあ、しばらくは難しいのでは。