月は東に日は西に 〜Operation Sanctuary〜
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”東奔西走スクールライフ”
学園を舞台にした一見、普通っぽい恋愛AVG。
それがオーガストから2003年9月26日にWIN版が発売された「月は東に日は西に 〜Operation Sanctuary〜」でありました。
オーガストの前作「Princess Holiday 〜転がるりんご亭千夜一夜〜」がなかなかのヒット作となり、その次に出てきた学園恋愛物ということで発売前から注目されておりまして。
べっかんこうさんのぷにぷにした可愛らしいキャラデザ・原画もあり、オーガストが大きく認知される原動力ともなりましたね。
PS2やドリームキャストなどコンシューマへの移植、アニメ化など多様なメディアミックスもなされておりました。
主人公の久住直樹は5年前の事故で両親を亡くし、記憶も失ってしまう。
親戚の世話になりながら幼馴染みや従妹、友人らと平凡な学園生活の日々を過ごしていた彼の前に、空から少女が降りてきたのだった……
という導入から始まるドタバタ恋愛コメディーでして。
不可思議な出会い方をした少女はもちろん、主人公の周囲の面々など計6人のヒロインとの恋愛模様を描いております。
シナリオに関しては、前半で描かれる日常の日々の部分の雰囲気はなかなかに良かったですね。
ほのぼの感の描写は過不足なく、各キャラの魅力も十二分に発揮されておりました。
みんなでわいわいしている感は、学園恋愛物の中ではかなり上位に食い込んでくるんではないでしょうか。テキストを読んでいてしばしば微笑ましく思いましたしね。
ただ、どのキャラをプレイするのでも共通イベントが多く、それがとても長いのでセカンドプレイ以降への配慮が足りていないように残念ですが感じられました。
弁当イベントとか、一回で十分なのに何回も付き合わされるのはちょっと、でありました。エピソード自体は良いのですけどもう一捻り欲しかった。
後半のシリアスモードの方は、どのキャラにおいても一つの大きな謎が覆い被さってきて、前半の段階で確定した主人公と付き合うことになったヒロインの二人の関係に影を落としてきます。
が、どのキャラのルートにおいてもしっくりこないといいますか、非日常的な事象であることに対し言葉が足りてない印象で首をひねるばかりでした。
まあとあるルートでの泣かせるシナリオでは思わず感情移入したりもありましたが、トータルとしては前半とのバランスが取れてなくて、これならほのぼので最後までいった方が良かった、と思わざるを得ません。
後に前作のプリホリもプレイしましてどうやらこのようなシナリオ展開がオーガストの持ち味であると理解はしましたが、よっぽどうまく描ききらないとプレイヤーには伝わりづらい手法であるだけに、もっと練りに練った上でユーザーの前に提示する必要があったのではないでしょうか。
キャラクターはべっかんこう氏の可愛い原画がうまくマッチしていてどのキャラも好感触でした。
横の関係がしっかりしてるのでどのルートでもみんな、存在感があるんですよね。この辺りのシナリオ構成の巧さには感心する部分がありました。
まあだからこそ後半の展開に不満が残ったりもしたわけですが……
ベッドシ−ンにもなかなかに力が入っていたのには驚かされましたね。
このテのではお茶を濁す程度のも多いのですが、きっちりと各キャラのを複数回しっかり描写されておりました。
グラフィックに関してはもう、べっかんこう氏の魅力全開であり今作で人気原画家の仲間入りを果たしましたね。
特にSDキャラの可愛らしさは特筆物だと思いました……結先生は特にピッタリでしたなあ。
ということで。
まあこの作品も「前半がいいのに後半がなあ……」という、ここ数年の恋愛AVGでよく思ってしまう感想になってしまうのが残念ですが、ある一定のレベルには到達していますし、割り切ってプレイするのなら問題ないかも知れません。グラフィックなど見所も十分ですしね。
筆者の評価はランクC+です。
不可思議な出会い方をした少女はもちろん、主人公の周囲の面々など計6人のヒロインとの恋愛模様を描いております。
シナリオに関しては、前半で描かれる日常の日々の部分の雰囲気はなかなかに良かったですね。
ほのぼの感の描写は過不足なく、各キャラの魅力も十二分に発揮されておりました。
みんなでわいわいしている感は、学園恋愛物の中ではかなり上位に食い込んでくるんではないでしょうか。テキストを読んでいてしばしば微笑ましく思いましたしね。
ただ、どのキャラをプレイするのでも共通イベントが多く、それがとても長いのでセカンドプレイ以降への配慮が足りていないように残念ですが感じられました。
弁当イベントとか、一回で十分なのに何回も付き合わされるのはちょっと、でありました。エピソード自体は良いのですけどもう一捻り欲しかった。
後半のシリアスモードの方は、どのキャラにおいても一つの大きな謎が覆い被さってきて、前半の段階で確定した主人公と付き合うことになったヒロインの二人の関係に影を落としてきます。
が、どのキャラのルートにおいてもしっくりこないといいますか、非日常的な事象であることに対し言葉が足りてない印象で首をひねるばかりでした。
まあとあるルートでの泣かせるシナリオでは思わず感情移入したりもありましたが、トータルとしては前半とのバランスが取れてなくて、これならほのぼので最後までいった方が良かった、と思わざるを得ません。
後に前作のプリホリもプレイしましてどうやらこのようなシナリオ展開がオーガストの持ち味であると理解はしましたが、よっぽどうまく描ききらないとプレイヤーには伝わりづらい手法であるだけに、もっと練りに練った上でユーザーの前に提示する必要があったのではないでしょうか。
キャラクターはべっかんこう氏の可愛い原画がうまくマッチしていてどのキャラも好感触でした。
横の関係がしっかりしてるのでどのルートでもみんな、存在感があるんですよね。この辺りのシナリオ構成の巧さには感心する部分がありました。
まあだからこそ後半の展開に不満が残ったりもしたわけですが……
ベッドシ−ンにもなかなかに力が入っていたのには驚かされましたね。
このテのではお茶を濁す程度のも多いのですが、きっちりと各キャラのを複数回しっかり描写されておりました。
グラフィックに関してはもう、べっかんこう氏の魅力全開であり今作で人気原画家の仲間入りを果たしましたね。
特にSDキャラの可愛らしさは特筆物だと思いました……結先生は特にピッタリでしたなあ。
ということで。
まあこの作品も「前半がいいのに後半がなあ……」という、ここ数年の恋愛AVGでよく思ってしまう感想になってしまうのが残念ですが、ある一定のレベルには到達していますし、割り切ってプレイするのなら問題ないかも知れません。グラフィックなど見所も十分ですしね。
筆者の評価はランクC+です。
コメント
>まあこの作品も「前半がいいのに後半がなあ……」
私の感想もまんま同じです。前半の学園物としての展開は本当に楽しいのに、後半のわけの解らないシリアス展開(しかもツッコミどころ満載)のおかげで「はぁ?」と首を傾げてばかりでした。
絵良し、システム良し、前半のストーリー良し、なのに、何故こんな話にしたのか、私にはもう訳がわかりません・・・、Kanonとかのストーリーから悪い影響をうけたのでしょうね。後半の展開の捻り方を明らかに間違えていますが・・・
私の感想もまんま同じです。前半の学園物としての展開は本当に楽しいのに、後半のわけの解らないシリアス展開(しかもツッコミどころ満載)のおかげで「はぁ?」と首を傾げてばかりでした。
絵良し、システム良し、前半のストーリー良し、なのに、何故こんな話にしたのか、私にはもう訳がわかりません・・・、Kanonとかのストーリーから悪い影響をうけたのでしょうね。後半の展開の捻り方を明らかに間違えていますが・・・
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そいえばこの作品はレビューをUPなさってましたな。
後半のシナリオは本当にねえ……でもぶっ飛んでると言えば前作のが相当ぶっ飛んでるんですよ、これがまた。
オーガストらしさなのかも知れません、次回作はまだプレイしてないですけども。