スターオーシャン

スターオーシャンスターオーシャン
(1996/07/19)
SUPER FAMICOM

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あの星の輝きは、心の中に。

 エニックスのスーパーファミコン最後のオリジナルタイトルとなったRPG。
 それが1996年7月19日に発売された「スターオーシャン」でありました。

「テイルズオブファンタジア」(SFC版)の主要スタッフがトライエースという会社を立ち上げ開発を担当したことでも知られてますね。
 後にこのシリーズと「ヴァルキリープロファイル」とでヒットを飛ばす、その出発となった作品であります。

 惑星ロークのクラトス村で自警団に所属する主人公ラティクスは、幼馴染みのミリィやドーンと共に隣町で起こった謎の奇病を調査する依頼を受ける。
 だがその病にミリィの父親、そしてドーンまでが発症してしまう……彼らを救うための方法を探していたとき、謎の二人組が助力を申し出てきたのだが……

 というプロローグから始まり、タイトル通りな冒険をすることになる物語なのですが。
 筆者は以前レビューしましたが「ヴァルキリープロファイル」はとても気に入っている作品なので、同開発社のRPGってことでこちらのシリーズも気になっており、機会を得て入手しましてプレイしてみたのでした。

 ゲームシステムでは何といっても「アイテムクリエーション」が大きなウリとなっており。
 各キャラがレベルアップするごとに増えていくスキルポイントを戦闘や音楽、科学など様々な分野に割り振り、決められた数値になるとアイテム調合や錬金、オリジナル剣作成などが出来るようになる、というシステムでして。
 筆者は「マリーのアトリエ」こそがこのようなシステムの先駆けとばかり思っていたもので、それより先にここまで本格的に取り入れている作品があったとは認識不足でした……確かに振り返ってみると同社の「ヴァルキリープロファイル」にも複雑なアイテム生成システムがありましたが、なるほど今作が元になっていたのですね。
 まだまだこなれてない部分があり、正直もっと運によらずレシピそのままに作成出来るシステムの方が好ましかったのですが、このテの作成ものはかなり愛好しているタチなので色々と作って楽しんだことも確かでした。

 戦闘システムは「テイルズオブファンタジア」のアレンジ系といった印象ですがもう一つ完成しきってない感じだったでしょうか、まあとっつきにくいというほどではなかったですが。
 しかしここまで雑魚戦で石化させられるRPGもはじめてでした、中盤までは防ぐにも限りがありましたし。
 あとはまあ、散々言われていることでしょうがボス戦に手ごたえはない感じはありましたね。
 難しすぎたり面倒すぎるのはそれはそれでネックになりがちですが、ここまであっさりだと拍子抜けするように感じてしまうプレイヤーも多かったことでしょう。 

 シナリオの出来はよろしくなかったですね、ツッコミどころが満載と言いますか。
 そもそもなんでその敵を倒しにいくのか、説明を読んだ覚えがないままストーリーが進行してしまったような。
 山場の盛り上げ方も不足してますし、まあ時間がなくて手が回らなかったにせよ、もう少し何とかしてもらいたかったです。
 味方にするキャラによって細部が色々と変わる、って部分でオリジナリティを出したかったのでしょうけど、どうにも消化しきれてなかったですしね。

 ただ「プライベートアクション」という、町の中に入る前に指定されたボタンを押すとパーティが解散してときに各キャラごとのイベントが起こるというシステムは面白い試みでした。 
 ヨシュアとマーヴェルというキャラ達の関係には見るべき部分がありましたし。

 あとは音楽、桜庭サウンドはやっぱり特徴あって判りますね。なかなかでした。
 戦闘ボイスがスーファミなのにここまで入っているのも驚きでしたね。

 ということで。
 色々と荒削りな部分が目立ちなるほど時間が足りなかった様は見て取れましたが、「アイテムクリエーション」というシステムをこの時期に実装していたことは賞賛すべきことでありましたね。
 筆者の評価はランクです。

テーマ : スターオーシャンシリーズ - ジャンル : ゲーム

タグ : スターオーシャン ヴァルキリープロファイル トライエース

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