斬魔大聖 デモンベイン
- 斬魔大聖 デモンベイン DVD-ROM版
- 発売元: ニトロプラス
- メーカー: ニトロプラス
- 価格: ¥ 5,309 (33% OFF)
- 発売日: 2005/08/26
”――汝、魔を絶つ 剣となれ”
ニトロプラスから放たれた、ロボットバトルがメインとなるテキストAVG。
それが2003年4月25日に発売された「斬魔大聖 デモンベイン」でありました。
筆者は以前レビューをした通りニトロプラスの「ファントム ファントムオブインフェルノ」「吸血殲鬼ヴェドゴニア」はプレイしていまして、作品として十分に楽しませてもらったのですが。
ただニトロプラス=虚淵玄、というイメージがあまりに強かったもので、この作品は新人のシナリオライター(鋼屋ジンさん)によるという事であまりプレイ意欲は沸かず発売と同時に購入、とはいかなかったというのが正直なところでして。
ですがネットでの評判もよろしく、自分の属していたコミュニティでも高評価だったので出来は問題ないと判断し購入に傾きつつあったのですが。
筆者は嗜好としてロボット物によくある熱血主人公ってタイプが好きではないので、その辺で不満をもつかも、などと一抹の不安を抱えつつも結局購入しました。
アーカムシティという都市に住む主人公の探偵、第十字九郎。
貧窮にあえぐ彼の元にとてつもなく魅力的な依頼が訪れ、絶大な力を持つという魔道書探索をすることとなる。
そこで意思を持ち少女の姿形をも持つアル・アジフという魔道書との出会いにより、彼の運命の歯車は回り始めるのであった……
という出だしから始まる、かなり壮大な物語となっていまして。
クトゥルフ神話のエッセンスを取り入れつつ熱いロボットバトルが展開されていき、3人のヒロインたちとの恋愛模様もそれぞれに描かれております。
プレイしてみると噂通りの熱く、徐々に盛り上がっていくストーリーは想像していた以上のものが感じられ、エンディングまでかなり長い時間掛かる作品ですが一気にやってしまいました。
当家の貧弱なPCの環境上、うまく読みこめない時があってイライラさせられましたがそれはこの作品には罪がないですし、懸念材料だった主人公もライバルキャラよりは熱いものの、何でもかんでも絶叫、とかやらかさず物語にうまくノってる感じで、新進のシナリオライター氏の筆力の確かさを感じましたね。
特にアル・アジフルートの終盤の盛り上がりっぷりは「凄い!」と感じさせてくれるものがありました。
ただ個人的にはコレといってキャラに思い入れが生まれなかったのは残念でした……筆者の嗜好としてはお嬢様キャラの瑠璃がヒットするかと期待してたんですが、強気系お嬢様ってことでも一つでした。エルザ、ドクターウェスト、執事のウィンフィールドといった脇役の存在感は十分でしたけれども、肝心のヒロイン勢がねえ。
メインヒロインのアルは、筆者的にはヒロインっていうよりパートナーって感じで、良いキャラなんですがやや印象が弱かったです。
他に驚いたのは声優の豪華さですね。ナイアやマスターテリオンは違う名前使ったってバレバレでしたし。
まあ緑川光さんは電撃PSのコラムで自分で表明してたんで隠す気もなかったんでしょうが……18禁の仕事にも著名声優が出張ってくる時代なんですね。
グラフィック方面は……「これ本当にPC18禁ゲームだっけ?」と思わせるぐらいにロボットバトルに力が入っており、ヒロイン達の絵を手抜きしてるわけではないのですがどうしてもデモンベインをはじめとする各機体の方が強烈に印象付けられてしまいますね。
音声は、筆者はあまり気にならなかったですがフルボイスではないことに違和感を感じる向きもあるやも知れません。
まあ、ボリューム的に厳しかったのかな、という気はしますけれども。
ということで。
エンターテイメントとしてのロボットものとしての出来は褒められるレベルではないかと思えました……話の筋が個人的嗜好にピッタリとまではいかなかったのですが、事前に懸念していたよりずっと楽しめたことは確かでした。
このシナリオライター氏の次作「機神飛翔デモンベイン」も発売となっておりますね。
筆者の評価はランクBです。
クトゥルフ神話のエッセンスを取り入れつつ熱いロボットバトルが展開されていき、3人のヒロインたちとの恋愛模様もそれぞれに描かれております。
プレイしてみると噂通りの熱く、徐々に盛り上がっていくストーリーは想像していた以上のものが感じられ、エンディングまでかなり長い時間掛かる作品ですが一気にやってしまいました。
当家の貧弱なPCの環境上、うまく読みこめない時があってイライラさせられましたがそれはこの作品には罪がないですし、懸念材料だった主人公もライバルキャラよりは熱いものの、何でもかんでも絶叫、とかやらかさず物語にうまくノってる感じで、新進のシナリオライター氏の筆力の確かさを感じましたね。
特にアル・アジフルートの終盤の盛り上がりっぷりは「凄い!」と感じさせてくれるものがありました。
ただ個人的にはコレといってキャラに思い入れが生まれなかったのは残念でした……筆者の嗜好としてはお嬢様キャラの瑠璃がヒットするかと期待してたんですが、強気系お嬢様ってことでも一つでした。エルザ、ドクターウェスト、執事のウィンフィールドといった脇役の存在感は十分でしたけれども、肝心のヒロイン勢がねえ。
メインヒロインのアルは、筆者的にはヒロインっていうよりパートナーって感じで、良いキャラなんですがやや印象が弱かったです。
他に驚いたのは声優の豪華さですね。ナイアやマスターテリオンは違う名前使ったってバレバレでしたし。
まあ緑川光さんは電撃PSのコラムで自分で表明してたんで隠す気もなかったんでしょうが……18禁の仕事にも著名声優が出張ってくる時代なんですね。
グラフィック方面は……「これ本当にPC18禁ゲームだっけ?」と思わせるぐらいにロボットバトルに力が入っており、ヒロイン達の絵を手抜きしてるわけではないのですがどうしてもデモンベインをはじめとする各機体の方が強烈に印象付けられてしまいますね。
音声は、筆者はあまり気にならなかったですがフルボイスではないことに違和感を感じる向きもあるやも知れません。
まあ、ボリューム的に厳しかったのかな、という気はしますけれども。
ということで。
エンターテイメントとしてのロボットものとしての出来は褒められるレベルではないかと思えました……話の筋が個人的嗜好にピッタリとまではいかなかったのですが、事前に懸念していたよりずっと楽しめたことは確かでした。
このシナリオライター氏の次作「機神飛翔デモンベイン」も発売となっておりますね。
筆者の評価はランクBです。
タグ : ニトロプラス
コメント
デモベは良いですよね〜。
Dr,ウェストはかなり好きです。キチガイだけど信念貫くナイスガイみたいな所が。
ウィンフィールドVSティトゥスもよかったなぁ……
Dr,ウェストはかなり好きです。キチガイだけど信念貫くナイスガイみたいな所が。
ウィンフィールドVSティトゥスもよかったなぁ……
RE:TVアニメじゃなくて18禁OVAになって欲しかった
>KITTさん
この作品はアダルトアニメにするには受けるネタではなかったんじゃないですかね、ロボットバトルがメインですし。
ボイスはまあ半端にするぐらいならなくて全然構わないスタンスですからな、私は。
有名声優さんについては、プレイ当時には全然知らなかったので「おおっ」と思わされましてああ記述しているのですが、今では緑川さんが18禁作品に割と登場なさっていることは存じてはいたり。
この作品はアダルトアニメにするには受けるネタではなかったんじゃないですかね、ロボットバトルがメインですし。
ボイスはまあ半端にするぐらいならなくて全然構わないスタンスですからな、私は。
有名声優さんについては、プレイ当時には全然知らなかったので「おおっ」と思わされましてああ記述しているのですが、今では緑川さんが18禁作品に割と登場なさっていることは存じてはいたり。
TVアニメじゃなくて18禁OVAになって欲しかった
私も世間で騒がれるようになるまで手を出さなかったような気がします。私はロボットアニメ大好きなのでロボットモノだとわかってから購入したような。(始めは怪奇モノだと思ってました)
確か最初の話だけフルボイスで残りはパートボイスだったんですよね。はじめフルボイスだったので2話以降喋らなくなると違和感がありました。
>他に驚いたのは声優の豪華さですね。ナイアやマスターテリオンは違う名前使ったってバレバレでしたし。
ナイアとマスターテリオンの声は18禁アニメ見てるとよく聞きますよ。
昔のゲームの方が有名声優起用は多かったように思います。水谷優子とか松井菜桜子とか声優の名前で売ってるようなゲームもあったような。
確か最初の話だけフルボイスで残りはパートボイスだったんですよね。はじめフルボイスだったので2話以降喋らなくなると違和感がありました。
>他に驚いたのは声優の豪華さですね。ナイアやマスターテリオンは違う名前使ったってバレバレでしたし。
ナイアとマスターテリオンの声は18禁アニメ見てるとよく聞きますよ。
昔のゲームの方が有名声優起用は多かったように思います。水谷優子とか松井菜桜子とか声優の名前で売ってるようなゲームもあったような。
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なかなか印象的なキャラでしたな、ウェストは。
まあ相方の印象度が個人的には段違いでしたが(笑)